さかいや×NANGA　厳冬期シュラフ

冬季テント泊登山や雪中キャンプ、スキー場の駐車場での車中泊などにオススメの厳冬期シュラフをシュラフメーカーである『NANGA』にさかいやオリジナルで別注生産してもらいました。

コンセプトは【 厳冬期用なのに軽量でコンパクト 】

厳冬期登山やキャンプでは装備荷物が多くなりがちです。シュラフは行動中使用せず就寝時のみの使用になるのでなるべく軽量コンパクトになるとありがたい。

使用するダウンを超高品質なものにすれば軽量になりますが、価格はどうしても高くなってしまう・・・

軽量だと思ってもシュラフカバーの重さを足すと結局総重量は重くなる・・・冬の軽量化は悩ましいですね。

さかいやオリジナルのオーロラライト1000DXHZは-25℃対応で1400ｇ

中綿には良質な760フィルパワーのヨーロッパ産ダックダウンを1000ｇ封入。寒い地方で取れるダウンはふくらみが大きくたくさんの空気を含むことで高い保温性を持ちます。

この良質なダウンを国内にて洗浄しているので、ダウン特有のニオイが少なく大きく膨らむので保温力も高くなっています。

アウターシェルは防水素材オーロラライトを採用しているのでシュラフカバーは必要ありません。

寒いテントの中でシュラフとシュラフカバーを別々に収納する必要がないのと、シュラフの中の湿気を素早く外側へ放出してくれるのでダウンのロフト（かさ高）を失いにくく、連泊時に日に日に保温力が落ちて行ってしまう事を防ぎます。

一般的にはシュラフ本体で1300~1400ｇさらに300~400ｇのシュラフカバーが必要となってきますが、このシュラフはオーロラライトを使用しているのでシュラフカバーいらず。

本体重量の1400ｇですむので他ブランド商品よりもシュラフカバー分軽量化できます。

最大の特徴　ハーフジッパー

最大の特徴としてはサイドジッパーが57ｃｍと短いこと。

短くすることで軽量化につながりますが最大の利点はジッパーからの熱の逃げ、侵入を抑えてくれます。

特に寒くなりやすい足元にジッパーがないことで足先が暖かくなりやすいのが特徴です。

その短いジッパーを真横ではなく上に少しずらしています。冷気は下に溜まります。ジッパーを床面から少しでも遠ざけることによりテント内の床に溜まった冷気をジッパーから侵入しにくくしているのです。

寝るときには足出して寝たいって方には向いていませんが、-25℃で足出して寝たいって人はなかなかいないと思います。

立体的なフードと小さな開口部

シュラフのフード部分は立体的に縫製されているのでシュラフに入ってフードをかぶるとスポッと頭にフィットしてくれます。

さらに小さな開口部はドローコードを絞ることにより鼻と口あたりしか出ないようになっています。

なるべく露出部分をなくすためと、呼気をシュラフ内に入れることによりダウンが湿ってロフトが低下し保温力が下がってしまうので口と鼻だけ出るようにしています。

立体的なのは足元も

上を向いて寝るとつま先も上を向きます。それなのにつま先がないシュラフを使うとつま先部分だけ突っ張って寒くなります。

オーロラライト1000DXHZPはつま先を立体的に縫製しているので足先までしっかりとダウンが入っています。

入れやすいスタッフバッグと付属のストレージバッグ

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ダウン量が1000ｇ入っていてアウターシェルが防水素材オーロラライトを使用していると、ダウンの強烈なロフトと水も空気も通さないアウターシェルのせいでスタッフバッグに入れにくくなります。

スタッフバッグのコードを2段にすることにより、段階的に収納することができるので入れやすくなっています。

自宅保管時に使用する付属のストレージバッグは細かいメッシュ素材でできているので通気性も良く、ほこりなどの侵入も防いでくれます。

自宅保管時にはシュラフの寿命を延ばすためにもストレージバッグを使いましょう

オリジナルならではの低価格

オーロラライト1000DXHZと代表的なブランドを比べてみました。

シュラフ単体だとI社が最も軽量ですが、シュラフカバー併用時にはシュラフとカバーの合計重量、合計価格ともにオリジナルがよさそうですね。

	オーロラライト1000DXHZ	M社	I社
価格	￥69,800	￥72,600	￥71,500
対応温度	-25℃	-20℃	-25℃
本体重量	1,400ｇ	1,364ｇ	1,280ｇ
シュラフカバー	不要	必要	必要
カバー価格		￥12,650~	￥23,650
カバー重量		215ｇ~	405ｇ
シュラフ+カバー重量	1,400ｇ	1,579ｇ	1,685ｇ
シュラフ+カバー価格	￥69,800	￥85,250	￥95,150

エコープラザへご来店いただければ実際にシュラフに入ってみることができます。ぜひ体験しにエコープラザへご来店ください。

いよいよ冬山シーズンです。しっかりと装備を整えて冬のアクティビティを楽しみましょう。

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