南アルプスを縦走してきました!!!【北岳・仙丈・甲斐駒】前編

本店の佐久間です。
先日、南アルプスの北部側を縦走してきました。
ルートとしましては1日目:広河原⇒北岳⇒北岳山荘、2日目:⇒間ノ岳⇒仙丈ケ岳⇒長衛小屋、3日目:甲斐駒ヶ岳⇒黒戸尾根で下山という行程で登ってきました。
1日目
早朝、竜王駅近くの山梨交通のバス乗り場で広河原行のバスに乗り込みます。
平日の早朝にもかかわらず車内の座席はほぼ埋まっていました。皆さん甲府駅から乗られていて竜王からは私1人でした。
バスに揺られて1時間40分ほどで広河原に到着!
自分が乗っていたバス以外にも芦安の駐車場から来られた方たちも居てインフォメーションセンターは早朝ながらにぎやかでした。


・・・準備を整えていざ出発。太陽が燦燦と照らす中、木陰に守られながら登ります。
白根御池小屋までは登りが続き、後半小屋が近くなるとトラバースメインのルートへと変わるのでそれが小屋までもう少しの合図。
約2時間ほどで白根御池小屋に到着。冷たい水を補給して足早に再出発。
ここから少しずつ高い木が減り始め、木々が日光から守ってくれなくなり始めます。
それでも順調に進み、肩の小屋に11時過ぎに到着。


もうひと踏ん張りして正午に北岳登頂!!
3年前に池山吊尾根から登って以来の山頂です。
日本で二番目の標高の山頂からの景色はいつ来ても素晴らしい。
山頂からの景色を堪能したら北岳山荘へ下ります。


13時頃、北岳山荘に到着!この日はここまでで活動終了。
事前に南ぷすリザーブでテント場の予約をしてあったので受付では簡単な手続きのみでした。
北岳山荘は小屋の入り口横に水場があって、綺麗なお手洗いと眺めの良いテン場の3拍子揃った場所で◎

2日目
朝1:00に起床。風が多少吹いているものの天気は良さそう。
ノロノロと支度をして2:30に出発。
稜線は風が少し強めに吹いているもののおおむね天気は良好。
稜線にただ一人、自分の足音と風が通り抜ける音のみがするこの時間帯は町での夜明け前とはまた違った趣があります。


何も考えないで出発時間を決めたため間ノ岳の山頂に着いたらまだ日の出まで1時間ほど前でした…
気にせず先に進んでも良かったのですが先を急ぐわけでもないので暫し山頂で待機…
しばらく夜明けを待っていたのですが待てど暮せど登ってこない太陽にしびれを切らして先に進みます。
今思えばあと10分くらいで日の出だったはずなのでもったいないことしたなぁと思う次第です。
間ノ岳からはいったん下りつつ次の分岐、三峰岳で北へ転進し仙塩尾根を進みます。

塩仙尾根を少し進んだところで雷鳥の親子に遭遇!!
親子でテクテクと歩いている可愛い姿にとても癒されます。
思いがけない幸運に気分急上昇で目指せ仙丈ケ岳!
<後半へ続く>
~ 道 具 紹 介 の コ ー ナ ー ~
今回の山行で使ったグッズをご紹介!
紹介するのはテント泊のまさにメインウェポン、テントです。
今回使ったのはビッグアグネスのフライクリークUL1になります。

漆黒の見た目に重量は驚異の900g!!(テント本体・ポール・フライ・ガイライン・ペグ・収納袋こみこみ)
収納袋はテントポールも入ってる都合上、見た目上大きくなりますが本体&フライとポールを分けてパッキングしてしまえばコンパクトになります。


テントの入口は短辺側になります。短辺側の入り口の場合、どうしてもフライの面積が狭くなり前室で作業がしづらいことが多いですがフライクリークは入り口側のフライが台形のような形になっているので意外に広く、朝の食事の際には重宝しました。


また、本体はボトム以外はメッシュなので夏場はありがたいですね。
そして、入り口側の両サイドと天井部にポケットがあるのでテントの袋やヘッドライトが置けて非常に助かりました。
あとは耐風性ですが山に入っていた3日間はそこまで風は強くなかったので判断が難しいところではあります。
総合するとフライクリークUL1は軽量であるにも関わらず機能性もしっかり備えている良いテントのように思えました。
今使っているテントが重いなぁと思っている人へオススメの最新モデルです。

フライクリークUL1
<ビッグアグネス>
通常価格¥73,700
(税込:2025年8月現在)
仕様
- 人数:1人用
- 付属品込み重量:900g
- 本体サイズ:97-71×218×102cm
お問い合わせ先

さかいやスポーツ 本店
住所: 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-30 昭和ビル1F (Googleマップ)
電話番号: 03-3262-0583
営業時間: 11:00-20:00(年中無休・元旦を除く)
取り扱い商品:バックパック、テント、シュラフ、トレッキング小物、登山靴、クランポン、シューズ関連商品、トレイルランニング用品、山岳地図、DVD等