UTMF2014装備

ウェア館酒井です。
いよいよUTMFまで残り1週間となりました。特別工夫していることや目新しいことはありませんが、今年の私の装備を紹介したいと思います。

目標タイム:30時間以内
昨年タイム:29時間54分42秒

ウェア
CIMG1359シャツ:サロモン EXO S-LAB タンク(さかいやユニフォーム)
ショーツ:アークテリクス ソレアスショーツ ¥8,800+税
腕:C3fit パフォーマンスアームカバー(さかいやユニフォーム) ¥3,800+税
脚:コンプレスポーツ クワッド ¥8,000+税

CIMG1356パタゴニア ナイントレイルズベスト(2012年モデル)
パタゴニア メリノ1スリーブレス ¥6,300+税
ファイントラック フラッドラッシュ スキンメッシュ ノースリーブ ¥3,500+税
トップスは昨年と同じさかいやスポーツのユニフォームです。その下にはファイントラックのスキンメッシュNSにパタゴニアのメリノ1を重ねて汗冷えと寒さ対策とします。さらに夜間にはベストを着て体幹部の冷えを抑えます。昨年はA2以降ゴールまでずっとベストを着用していましたが、今年もおそらくそのスタイルになると思います。
ショーツはアークテリクスの今春の新作ソレアスショーツ。
非常に柔らかく軽量な生地で肌ざわりが滑らかでストレスがありません。サイドのスリットも深いので大きく足上げしてもツッパリ感もありません。
腕にはさかいやのユニフォームであるC3fitのアームカバー。雨が降る場合にはアームカバ-の下には寒さと濡れ対策としてファイントラックのアクティブスキンアームカバ-を足す予定です。足には太腿だけをコンプレッションするクワッド。昨年はCEPのクワッドを着用しましたが、今年はコンプレスポーツを着用して比較してみたいと思います。
CIMG1341雨具上:モンテイン ミニマスジャケット 215g
雨具下:モンベル ストームクルーザーパンツ 200g
防寒着上:デボルト エクスペディションL/Sシャツ 250g
防寒着下:モンベル ジオラインL.W.レッグウォーマー 70g
帽子:モンベル SPメリノウール バラクラバ 52g
手袋:ホグロフス プラスグローブ 60g
雨具のジャケットは軽さと携帯性の良さでモンテインのミニマスジャケット。左胸ポケットが大きいので地図を入れることも可能です。
雨具のズボンは登山用のストームクルーザーパンツ。裾のサイドファスナーが膝下まで大きく開くので、フィールドで靴を履いたままの着脱が容易です。もう少し軽さと携帯サイズを重視する方にはザ・ノース・フェイスのトライアンフパンツ(140g)もおすすめです。
防寒着は昨年と同様、デボルトの厚手のアンダーウェアにしました。昨年はW1麓からA4富士こどもの国まで防寒着を着用しました。気温は0℃~5℃くらいだったと思います。ウールは湿気も吸ってくれて蒸れにくく、汗冷えが少ない利点があります。しかし化学繊維に比べ乾きが遅く重量も重くかさばるので、携帯性や多くの発汗を伴う走る時の保温着という使い方を考えると化学繊維の厚手のアンダーウェアやフリースなどの方がおすすめです。ただ個人的にウールを普段から愛用しているので今回もウールを選びました。

シューズ
CIMG1331(左)トレクスタ ネスト・シンク 311g ¥12,000+税
(右)トレクスタ アルター・エゴ 290g ¥9,500+税
トレクスタは1994年創業、韓国の登山靴メーカー。オリジナルソールのHyper Gripや2万人の足型をもとに開発したnest fitなど、オリジナルティと独自の技術力のあるメーカーです。そんなトレクスタが作った、今回使用する2足はランニングシューズでありながら登山靴に近いシューズです。私は今回、前半の富士こどもの国まではネスト・シンクを履き、後半はアルター・エゴを履く予定です。

ネスト・シンク
踵から中足部までの剛性がしっかりしている為、山道での安定感が抜群です。
石の上やでこぼこした路面でも足裏への突き上げやねじれによるストレスが少ないので安心して走れます。アウトソールは溝が浅く、滑りそうな印象を受けますが、急な下りや石段、木道でもしっかりとグリップしてくれます。また最近の靴に多い柔らかくクッション性の高いミッドソールとは違い、足裏で地面をとらえる感覚もしっかりあるので、山道では非常に走り易いです。反面、このようにしっかりしたシューズなのでロードの長い距離ですと足運びが重く感じます。
山道でしっかりとした安定感が欲しい方にはおすすめです。

アルター・エゴ
ネスト・シンクと同様にソールの剛性がありながら、重量が軽い上にアッパーも柔らかく、前足部の返りがいいのでより走りやすいシューズです。こちらは山道でもロードでも走り易く感じました。
履いた感じは踵のおさまりも良く、アッパーが柔らかい分、ネスト・シンクよりも締まりやすくフィット感が高いです。
アウトソールは柔らかいゴムの深めのラグなので、トレイルでのグリップが良いのですが、ガレ場やロードを走ると結構早くソールが削れてきます。
UTMFではこちらを富士こどもの国からゴールまでの後半で履く予定です。
ネストフィットのシューズは靴内部が立体成型されていて、ややくせのある作りなので履く人の足型に合う、合わないが出やすいシューズですが、山道を走るシューズとしてしっかりと作られているのでおすすめです。

ザック
CIMG1367
ザック:アルティメイト・ディレクション PBアドベンチャーベスト(2013年モデル) 454g
UTMFの必携装備を考えるとザック容量11ℓはちょうど良い大きさです。このザックは外付けのポケットも多く使いやすいです。ボトル、行動食、ライトなどよく使うものはポケットに入れておけるので、ザックを下ろす手間を省けます。
今回、私は初めてベスト型ザックを使用しますが、普通のザックに比べると全体的な密着度が高いので、走行時のザックのボトムの揺れも少なくとても走りやすいです。またウエストベルトがないのでお腹まわりの締めつけがないのも良かったです。

UTMFまであと1週間となり、出場される皆さんはもう準備もお済と思いますが、まだアイテム選びで悩んでいる方やちょい足しアイテムをお考えの方は是非さかいやスポーツにお越し下さい。今回ここで紹介したアイテムも一部店頭でご覧いただけます。またUTMFのメイン会場である八木崎公園のEXPO会場にも24日(木)の午後から28日(日)まで出店していますので、こちらにも是非お越し下さい。

お問い合わせ先

さかいやスポーツ

東京神田神保町に店を構えて60年。多くのアウトドア好きに愛される「登山・アウトドア用品の専門店」。登山・キャンプ・トレイルランニング・クライミング等、多くのアウトドア用品と専門知識を持つスタッフがお客様のご来店をお待ちしております。

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