【必携装備の解説も！】チャレンジ富士登山 – THE ROAD TO MT.FUJI –

ウェア館スタッフの菅(宮部)です。

8月になりました！夏真っ盛りでございます！

今年の夏は100名山に挑戦・・・アルプスへテント泊・・・思い切って海外の山へ遠征・・・などなど計画を立てて夏の登山を楽しみにされている方も多いかと思います。

そして夏の登山と言えば『富士山登頂』を目標に富士登山をされる方も多いかと思います。

画像は昨シーズンにエコープラザスタッフ酒井(田中)が富士登山に行った際の風景です。

富士登山と言えばこんな感じの日の出・日の入りや雲海などの絶景が楽しめる山。

なんせ日本一標高の高い山なので日の出や雲海のそれはもう富士山に比べると全て低山に感じるほどに圧倒的なスケール！この景色を求めて何度も富士登山をされる方も多いですね。

また頂上からだけの景色ではなく登山中も下山中も夏の青空の中景色を楽しみながら歩くことができるのも魅力的です。

さらにタイミングがよければ富士山のシルエットが下界に映し出される「影富士」も見れることもあります。

しかしながら装備が不十分ではせっかくの富士山からの景色も楽しむ余裕もなく、辛く大変な思い出になりかねません。最悪怪我や体調不良で行動不能になり山岳救助を要請するようなことも無きにしも非ずです。(実際に今年はそんなニュースが多い気がします！)

レインウェア

富士山は周囲に山がない独立峰のため天候が変化しやすく、その影響で低体温症になる危険もあります！雨から身体を濡らさないのはもちろん、冷たい風に長時間身体をさらされるとあっという間に体温を奪われます。雨風から身を守るためにレインウェアは必ず携帯しましょう。またレインウェアはジャケット単体ではなくジャケット＆パンツの上下で必ず携帯しましょう。

登山靴

富士山の登山道は歩きやすいようにかなりならされていはいますが、それでもゴツゴツとした岩場や小さな石が堆積し非常に滑りやすいザレ場などを半日くらい歩くような登山道になっています。しっかりと足首を支え、グリップ力のあるソールを備えたハイカットタイプやミドルカットの登山靴がオススメです。

防寒着

富士山の山頂は3776ｍ。標高差100m で気温は－0.6℃ほど下がり、風が1ｍ吹くことに体感温度は1℃下がります。昼間に登り始めた頃は暑いくらいでも日が沈み、標高が高くなると驚くほどに身体は寒さを感じます。シチュエーションに合わせて防寒対策できるようにフリースやダウンジャケットなど防寒着は必ず携帯しましょう。防寒着+レインウェアでさらに防寒性を高めることもできます。

ヘッドランプ、ライト

富士登山の醍醐味と言えば富士山からのご来光を楽しみにされているかと思います。ご来光を見るためには夜の登山道を登る必要があるのでヘッドライトは必携になります。スマートフォンや懐中電灯では手元が塞がってしまうので登りにくくなりるので両手がフリーの状態にできるヘッドライトがオススメです。

バックパック（ザック）

レインウェアや防寒着、行動食・飲料水、その他登山用品をまとめて背負える収納力があり富士登山で使用する場合は30〜35リットルほどのバックパックがポピュラーです。

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富士登山は歩きやすい登山道(実際はジャリジャリしていて滑りやすい)だからと言って、登山者が非常に多い山だからと言って軽装で登山・登頂が出来る山ではありません。

昼は夏の日差しが、日が沈んでいる間は冬並みの冷え込みになるので熱中症対策と防寒対策が出来る装備が必要になります。場合によっては悪天候になると雪や雹に遭遇することもあります。

登山に行かれる前に事前にしっかりと装備を揃えて、時間的・体力的に余裕のある計画を立て登山を楽しみましょう！

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