八ヶ岳縦走してきました!!!DAY.2

エコープラザ館の佐久間です。

先日、行ってきた八ヶ岳縦走のその②となります。

<DAY.1はこちら>

硫黄岳の後ろに赤岳と阿弥陀岳

2日目は当初、北横岳や縞枯山を経由して麦草峠へ向かおうと考えていたのですが前日の夕立で寝不足なこともあり雨池経由で麦草峠へ向かうこととします。

雨池で空が白んでくる

双子池から雨池経由の麦草峠までの道のりは藪の濃い道となっていて所々不明瞭なところもありますがよく見ればうっすらと道がわかります。

得てして藪の濃い道だと朝露でとっても濡れるのでレインウェア着用は必須ですね。

麦草峠まで順調に来ると立派な道路が!縦走中に車道に出るのはなんとも不思議な感覚。

国道299号、別名メルヘン街道

麦草峠でレインウェアを脱ぎ、高見石小屋を通り展望の良い中山を目指します。

ここからの道は明瞭なので安心。

中山の展望台に着くとそれまでとは打って変わって急に視界が開けて周りの山々を一望できます。

前日登った蓼科山
これから向かう天狗岳

この日は終日晴れていたもののときどき雲が太陽を隠してくれて快適な山行になりました。

ゆったりペースながら順調に進み午前9時ごろ東天狗岳山頂に到着。

東天狗岳山頂から硫黄岳方面

しばしの休憩を入れてから再出発、いったん夏沢峠まで下りそこから硫黄岳の登りへと入ります。

ここが今日の山場、力を振り絞り登ります。

長い登りにへこたれつつなんとか硫黄岳に登頂、山頂は多くの人でにぎわっていました。

ここからは横岳方面に進み、赤岳手前で地蔵尾根を下りこの日の宿泊地である行者小屋を目指します。

体力的にはきつくないもののはしごや鎖場があって気を抜けないルートです。

ところどころで出てくるはしご
赤岳に登るのは翌日に

地蔵尾根への分岐に到着したらそのまま行者小屋へ向けて下り始めます。

この下りがなかなか急で最後の最後まで気が抜けません。

地蔵尾根には階段も

行者小屋に着いてみたらビックリ!テン場がほぼ埋まっているではありませんか

学生さんの団体から社会人のグループと思われる方々までたくさんの人で行者小屋はにぎわっていました。

なんとか張れる所を見つけこの日は終了。

明日は最終日、小淵沢駅がゴールです。

<DAY.3へ続く>


今回ご紹介する使用ギアはファイントラックのカミナモノポール1

このテントはテントとツェルトの中間のような非自立式・シングルウォールの山岳テントです。

行者小屋で設営した時の画像

ガイラインやペグのフルセットでの総重量は890gと1kg切り。

更にこのテントはシングルウォールながら前室があるのが嬉しいポイント

実際1日目に雨が降っている状況で前室があることは火器の使用の際にも助かりました。

軽量なテントでの心配事は耐候性だと思いますが、すでに冬山も含め数回ほど使ってみて耐候性も十分にあるように感じられます。

但し、シングルウォールテントなので結露はどうしても避けられないのでそこは割り切りましょう。

あとはカミナモノポール1の場合、横幅が80cmなので体が大きい人には窮屈に感じられるかもしれません。

大柄な人は横幅120cmあるカミナモノポール2も選択肢になるかなと思います。

カミナモノポールはテントを軽量化したいけど使い勝手や耐候性を捨てたくないという方にオススメなテントです

ファイントラック カミナモノポール1

通常価格¥49,500(税込)

仕様

  • 総重量:890g
  • 最小重量770g(本体・ポール・ガイライン2本・ペグ2本)+ 120g(ガイライン2本・収納袋・ペグ7本含む)
  • 収納サイズ:本体5×16×24cm ポール39cm

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