(個人的)リベンジ山行 2/2 南アルプス
引き続きウェア館 樋口です。
(個人的)リベンジ山行 第二弾 南アルプス編です。
リベンジその2.南アルプス白峰三山縦走「秘境の霊湯 奈良田温泉に入る」
前回同じルートを歩いた際、下山後の温泉を楽しみに長い下りを歩き切ったのですが、運悪く(というか下調べ不足)定休日で入浴できず。「今回こそ、噂の秘湯に思う存分浸かる!」べく、キャンプ&クライミング館 鈴木と電車とバスを乗り継いで広河原へ入りました。
一日目 広河原~白根御池~小太郎尾根~北岳肩ノ小屋
肩ノ小屋まではとにかく上り。ひたすら上り。のんびりしていると暗くなってしまうので、休憩もザックを下ろさず短時間で済ませ、時計を意識しながら進みました。肩ノ小屋は標高3,010m。夜は0度対応のシュラフに保温着を着込んで入ってちょうどいいくらいでした。
二日目 北岳肩ノ小屋~北岳~間ノ岳~農鳥小屋~農鳥岳~大門沢小屋
4時起床。テントのポールには氷がついていました。北岳山頂に向かう途中でご来光。風が少し冷たい以外はとても快適な天候で、秋の訪れを感じる稜線の風景を堪能しました。大門沢小屋は標高1,710m。豊富な水のありがたさを感じながら夕食、就寝。
三日目 大門沢小屋~奈良田温泉
温泉の営業開始時間(9時)に即入れるよう、朝食もそこそこに下山開始。幾度も沢を渡りながら高度を下げ、舗装路もトレッキングポールでノルディックウォークっぽくハイペースでクリア。今回の目的であった奈良田の里温泉に到着。源泉かけ流し、ぬるぬる感のあるお湯で、泉温も42.2度と本当にいつまでも入っていられそうな心地よさでした。皆さんも是非どうぞ!
(肝心の奈良田の里温泉の外観画像を撮り忘れました…)
今回の天幕。TERRA NOVA / SUPERLITE QUASAR / ¥66,000(税抜)
遠征用にデザインされたクエーサーシリーズの軽量モデル。4本のフレームが5箇所の交叉点をつくるジオデシック構造で、高い耐風性があります。また、壁が立ち上がるので圧迫感がなく、長身の鈴木がまっすぐに寝ても足や頭が壁に触れにくく快適です。2.5kg(Max)は軽量というには微妙な重量ですが(特にソロ使用の場合)、フロア面積が136cm×217cmと広めで、2ドア2ポーチ(前室)で人の出入りや荷物の出し入れ、整理がしやすく、朝の慌ただしい出発準備でもストレスがありません。ペグダウンする箇所が多く(まじめに全部やると22箇所)、設営時間が少しかかりますが、きちんと張れば相当な風でもしっかり耐えてくれる頼もしさがあります。
テントに関するお問い合わせ
キャンプ&クライミング館 / 03-3262-0617(11:00~20:00)
お問い合わせ先
さかいやスポーツ
東京神田神保町に店を構えて70年。多くのアウトドア好きに愛される「登山・アウトドア用品の専門店」。登山・キャンプ・トレイルランニング・クライミング等、多くのアウトドア用品と専門知識を持つスタッフがお客様のご来店をお待ちしております。