IZU TRAIL Journey レースレポート

ウェア館宮部です。スタート前先日開催されたIZU TRAIL Journey(伊豆トレイルジャーニー)に出店・出走して参りました!
多くの出走ランナーの方々・応援やボランティアスタッフの方々にさかいやブースをご利用いただきまして誠にありがとうございました。
今後もレースに役立つトレラングッズをご用意して現地から皆様を応援していきます!仁科峠総距離72.5K(累計標高4408m+)を制限時間14時間でトレイルを駆け巡るIZU TRAIL Journey。レース前日まで雨天が心配されましたが、当日は晴れ!暑過ぎず寒すぎずナイスなシチュエーションでレースに臨むことができました。静岡県松崎港をスタートし、自然豊かな中伊豆の山々を超え、ゴール地点の修善寺の温泉街を目指します!

伊豆の魅力が凝縮された素晴らしいコースの一部をレポートしたいと思います!

スタート夜明け前のスタートゲート。気温は5℃前後で海風が強く吹く中、身体を動かして温めたり、仲間同士でレースのシュミレーションをしたり、各々が刻々と迫るスタートの瞬間に備えています。そんな中、プロデューサー鏑木氏がマイクパフォーマンスで場を和ませていました。写真はだいぶ後方から。ゲートが小さく見えます。日の出松崎スタートからトレイルへ向かう途中(2km地点あたり)に日の出を迎えます。「松崎またね!」というお別れの気持ちで、朝陽に照らされる松崎の港町を横目に先へ進みます。海の幸が食べたかった・・・。第一関門前トレイルに入ると渋滞が発生。焦らずに周りのランナーと会話をしながらゆっくりと進みます。まだまだ先は長いので体力温存します。写真は第一エイド(こがね橋)手前のトレイル。緩やかな下りのダブルトラックが暫く続いたのでペースを上げてみました。今思えばちょっと調子に乗っていました。スピードを上げずにはいられないイイ感じのトレイル!さくさく進みます。関門第一エイド(こがね橋)へ到着。25k地点、コースの約3分の1を走り終えると「もう脚痛い。意外にキツイ。」「腿がパンパン」といったネガティブな思いが強くなりました。そんな私を癒してくれたのがエイド食「松崎の桜葉餅」!桜の葉のほのかな塩分と、あんこの強烈な甘み、餅の柔らかい食感が五臓六腑にしみる美味さでした。ごちそうさまでした。コース第一エイド~第二エイドの間は写真の様なシングルトラックの登り・フラット・下り(ハセツネコースに似たようなトレイル)を暫く繰り返します。コース途中の二本杉峠を越える辺りから階段状に舗装されたトレイルがスタートします。偶然なのかわかりませんが、この日のトレイルはマッドなトレイル!粘土の様な柔らかい足元に注意が必要でした。とにかく滑り易い猫越岳FullSizeRender写真はコース最高地点の猫越岳(1035m)にて。そこから先は下りベースのコースで第二エイドの仁科峠へと続きます。第二エイド手前にある小さなピーク後藤山からの景色はまさに絶景!遠くには雪をまとった雄大な富士山!伊豆半島を一望できるパノラマビュー(クリックすると拡大します)!疲れを忘れさせる素敵なトレイルでした。しかしながら冷たい風にさらされるので一息ついたらリスタートします。
第二関門マウンテンマゾヒスト第二エイド(仁科峠)。ここではランナーへ「西伊豆しおかつおうどん」が振舞われていました。かつおの風味がナイスなアクセントの醤油うどん!大変おいしゅうございました、ご馳走さまでした。そして雪が溶けてぐちゃぐちゃになったトレイルを走ったトレランシューズ。マウンテン何ヒストかわからない状態にまで泥だらけに・・・。景色第三エイド途中の稜線。予想していた「気温は走りやすい状態で風は強めなシチュエーション」。風が吹き抜け、汗をかいた肌を冷やしていきます。こんなときにピッタリなのがファイントラック/スキンメッシュノースフェイス/ストーミートレイルフーディ!冷たい風から汗冷えを抑え、蒸れを解消し易いレイヤリングがパフォーマンスをキープ!そのポテンシャルを改めて実感しました。第三関門いよいよ最後のエイドへ到着!第三エイド(55k地点 土肥駐車場)。携帯食をほおばり、水分を補充し、少しストレッチしながら身体を休ませてラストスパートします。こちらでは暖かいスープやコーヒーが振舞われ、疲労でボーっとしていた頭がリセットされました。だるま山2写真中央が最後のピークの達磨山。達磨山のピーク越えると(小達磨山のピークを経て)下りが続きます。後ろを振り返ると伊豆を一望できるファンタスティックなパノラマビューが広がります!今まで進んできたコースをたどるように景色を見ることができました。途中だるま山高原レストハウスから約2kロードコースに入り再びトレイルへ。身体に残った力を出し尽くしてトレイルを駆け下りていきます。完走無事になんとか完走!ゴールタイム13時間11分47秒

72.5kmに及ぶコースの中に伊豆の豊かな自然や絶景、応援してくれる地元の方々やレースを支えてくれているスタッフの方々のホスピタリティ、出走ランナーの方々の辛苦や喜び・楽しみが凝縮され、たった14時間で様々な思いや経験をすることができました。まさに「旅をする」トレイルランニングレース!単純にタイムや順位を競うばかりではなく、出合った人たちとの交流や自然をエンジョイするようなアットホームな雰囲気のレースでした。

まだまだトレイルシーズンが始まったばかり!
今シーズンのトレランを楽しむために装備をお考えの方、これからトレイルランニングをはじめようと考えている方、ギアやウェアリングのお悩みなどどうぞお気軽にご相談ください。

ちなみに、3/21・22 OSJ新城トレイルに出店します!大会ご参加の皆さま、応援・観戦の皆さま、ぜひ現地ブースにお立ち寄りください!

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さかいやスポーツ

東京神田神保町に店を構えて60年。多くのアウトドア好きに愛される「登山・アウトドア用品の専門店」。登山・キャンプ・トレイルランニング・クライミング等、多くのアウトドア用品と専門知識を持つスタッフがお客様のご来店をお待ちしております。

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